全額義援金セミナーは盛況に終了。43万5000円の義援金が集まる
みんなの株式や武者リサーチなどが主催した被災地への全額義援金セミナー「株価、急騰目前!日本経済は技術力で再び世界を席巻する」が14日、東京・上野で開かれ、約140人が参加し、43万5000円の義援金が集まりました(写真)。
ご参加いただきました皆さまに改めて御礼申し上げます。
講演は、志村幸雄氏による「大震災でわかった世界に勝つ日本の産業技術と当面の課題」、高松一郎氏による「ファンドマネージャーは大震災をどう対応し、今後をどう見るか」、武者陵司氏の「いまが歴史の転換点、日経平均株価は2013年には2万円に」の3部構成で進み、その後は質疑、討論を行いました。
志村氏は「日本の産業技術はまだ、競争力を失っていない」と力説し、日本の弱体化は虚実に過ぎないという具体的な話を展開しました。高松氏はファンドマネージャーの立場で、「震災前は株式市場を強気スタンスでポジションを取っていたため、主力銘柄を買い、ディフェンシブな東電などをたまたま売っていた」というポジションを披露。株価の急落を受けてすかさずに買いポジションを取り、3月は予想以上に高いパフォーマンスが出たそうです。
最後の取りは、全額義援金セミナーの発起人でもある武者氏が、日本株が今後、大相場を展開する根拠として、リフレ政策の導入により、デフレが終焉し、企業収益は劇的に回復するシナリオを詳しく説明。参加者のアンケートでは、「明るい日本の見通しに元気が出てきた」など、高い評価が得られました。